乾燥肌の対策には3つの「ほすい」が重要！

乾燥肌対策で肌力を高めるための第一歩は『補水』です。
文字通り、化粧水や美容液を使って肌に足りない水分を“補ってあげる”事です。
乾燥肌対策の基本である補水は取り入れている女性がほとんどだと思いますが、肌への「ほすい」には他にも２つの要素があります。

二つ目は『保水』です。
水分を肌の内側に“保ってあげる”事、つまり与えた水分を逃さないようにするという事です。
この保水力の高さで有名なのがヒアルロン酸ですね。
水分の蒸発を防ぎ肌に留めるよう働きかける事です。

最後の三つ目が『捕水』。
肌の細胞ひとつひとつが水分をしっかり“捕まえてあげる”ことで隅々まで行き渡っている事です。

この三つの「ほすい」がバランスよく整っているかどうかが肌力にとって重要なポイントになっています。
それには化粧水や美容液だけではなく、乳液やクリームなどの機能もしっかり生かしているかが大切になってきます。

肌の調子は毎日変化します。

まずその日の肌の状態を知る事が大事なので、毎朝肌の状態を観察する習慣をつけると自分の肌のバロメーターがわかるようになります。

部屋に湿度計を置くのもおすすめです。
乾燥しているかどうかを感覚だけでなく数値として目で見てわかるようにすると乾燥肌対策への意欲も湧きやすく
なります。
因みに湿度50％以下だと肌の水分が奪われやすい状態なので覚えておくと良いでしょう。

そしてお手入れは毎日続ける事が重要！乾燥肌の対策は日々のお手入れの積み重ねです。
日々取り入れられる乾燥対策として、スキンケアだけでなく入浴剤も保湿効果の高いものを使いましょう。

お風呂の入り方というのは肌への保湿効果に大きな差をもたらします。
入浴剤を変えてみるだけでもその後のスキンケアの効果をあげてくれるのです。

他に注意したい点としては、ストレスをためてしまうと免疫力の低下を招き肌の乾燥を助長してしまうのでストレスを溜め込まない精神的に 健やかに過ごす事も心がけてみてください。

乾燥肌の対策はスキンケアだけでなく、内側からアプローチするのも大切です。
乾燥肌対策と言うと外側からの保湿ばかりに気がいきがちになってしまいますが、体内の水分が不足していれば必然的に肌も乾燥してしまいます。
特に湿度が低く乾燥している時には呼吸する度に水分が奪われていると思ってよいでしょう。

そんな時は意識的に水分補給を心がけるのが大切です。

体の内側から潤いを与える為には喉の渇きを感じる前に水分補給をすると良いと言われていますが、水分なら何でもいいというわけではありません。

ポイントとしては、常温の水を少しずつ飲むようにしましょう。
冷たい飲み物は身体を冷やし血液循環を悪くしてしまいます。

また、一度にたくさん飲んでしまうと吸収しきれずに逆に身体に負担がかかってしまいますので、少量ずつ回数をわけて飲むようにしましょう。

乾燥している環境にいてはいくら乾燥肌対策を頑張ってもどんどん水分が奪われてしまいます。

この環境自体を改善してあげる事により、肌が乾燥しにくくなりますし、保湿対策の効果も高くなります。

加湿器があれば良いですが、外出先などでも出来る簡単な方法としては、 マスクの中に濡れたガーゼを仕込んでおくと喉にも肌にもダブルで 保湿効果が期待出来るのでおすすめです。

ある有名ヴォーカリストの中には、24時間加湿器を使っている人もいるようです。

また、自宅やホテルなどの室内では濡れたタオルを干しておいたり、霧吹きで少し水を空気中にまいてやったりする と湿度がぐっとあがります。

このように自分の周りの湿度をあげてやる事で肌を乾燥あせないように工夫してみるのも大切です。