悩ましいアゴのシワ・たるみ

たるみやシワは肌全般の悩みです。

アゴも例外ではなく、「アゴに梅干しのようなシワが出来てしまった」「アゴの下の肉がたるみ二重アゴになって
しまった」 と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

アゴのシワやたるみは一体何が原因なのでしょうか。
そして、どのようにして改善すればよいのでしょうか。

肌の悩みにつきものなのは紫外線の存在です。

紫外線を浴びると肌内部に活性酵素が発生し、コラーゲンやエラスチンが破壊されます。
このコラーゲンとエラスチンには肌のハリを維持する役割があり、破壊されることによってシワ・たるみにつながります。

外出する際は、日焼け止めを使用するようにしましょう。
地面からの照り返しで焼けやすいあごの下や首などにも、塗り忘れのないようにしましょう。

また、紫外線は肌の水分を奪ってしまうので、乾燥が進みシワの原因となります。

深いシワが出来ると改善は難しくなるので、保湿ケアでの予防が必要です。
「水分」「油分」「保湿成分」をバランス良く補い、ターンオーバーを意識した保湿ケアを徹底しましょう。
紫外線を浴びた後の保湿ケアは、しみ対策にも有効ですよ。

下唇を持ち上げ口を閉じる筋肉をオトガイ筋といいます。

唇の下にあるオトガイ筋ですが、アゴの後退やしゃくれアゴ、出っ歯などによって噛み合わせが悪くなってしまい、
口を閉じる際に無意識に力が入り、 オトガイ筋に無理な力が入る事が原因でアゴに梅干しのようなシワができます。

改善方法としては基本的には歯の矯正で噛み合わせを治す必要があります。

フェイスラインなどの筋力が衰えていることも原因の一つです。

固い食べ物を食べる機会が減り、アゴ周りの筋力を使わなくなって衰えてしまい、重力に負けてしまいアゴにシワやたるみができてしまいます。

固い食べ物をよく咀嚼して食べるなど、衰えたアゴの筋力を鍛える様にしてシワ・たるみを改善させましょう。

体重の増加に伴い皮下脂肪も増えます。
肌が脂肪をささえきれず、たるみに繋がってしまいます。

体重増加は二重アゴにもつながります。
体重増加によってリンパの流れが滞り、ゆるんだアゴの筋肉の間に水がたまり、たるみを引き起こします。
また、口呼吸は顔の筋肉をあまり使わないので、顔全体の筋肉が衰えて、顔全体のたるみや二重アゴの原因となります。

改善エクササイズ
オトガイ筋を鍛えるには以下のエクササイズが有効です。

・顔をゆっくりと斜め上に向ける
・上唇が動かないように気を付けながら下唇を思い切り上に向かって引き上げる
・下唇を前に突き出して5秒キープ
・5秒かけてゆっくりと戻す

この一連の流れでオトガイ筋が鍛えられ、アゴが引き締まります。
慣れてきたら少しずつ回数を増やしながら行うと良いでしょう。